よくある質問

よくある質問

Q: セラピーでは、どんなことを話してもいいのですか?

わたしは、文化や国籍の違う方々の、様々な悩みを聞いてきました。私自身もセラピーを何年も受けています。私個人として、またセラピストとして感じることは、こころを癒す第一歩は、まず自分をすべて丸ごと受け入れることだと思うのです。

自分自身を受け入れるブロックになるのは、世間的な善悪の価値観です。「感情的になるのは大人げない」「人を非難するのはダメ」「浮気は許されない」など。でも、わたしたちのこころには、「正しい」ことばかりがあるのではありません。「どうしても感情的になってしまう」「あの人のせいで、わたしはこんなにみじめ」「夫(妻)以外の相手とセックスしたい」など、正反対の気持ちを持つのも、人として自然なこころのあり方だと思うのです。わたしは、そのようなこころの矛盾も、できるかぎり、話し手の身になって、理解したいと思っています。

Q: サイコセラピーセッションは、1回だけでも構いませんか?

もちろん構いません。 ご自身のニーズと目的によります。今の気持ちを聴いてもらいたいときや、特定の問題に関して話したいということであれば、時間はあまりかからないでしょう。

ご自身のこころの問題としっかりと向き合い、根っこから解決したいのであれば、毎週カウンセリングに来ることをお勧めします。

ご希望や不安があれば、どんなことでもご遠慮なくご相談くださいね。

Q: 予約時間の変更や、キャンセルはできますか?

お時間の変更、キャンセルは可能です。 ご予約日時の変更・キャンセルは2日前までにお願いしております。 2日前までのキャンセル場合、キャンセル料はいただきませんが、24時間以内のキャンセルの場合、キャンセル料は100%とさせていただきます。

Q. 催眠にかかるかどうか不安です。

催眠状態は、深くリラックスした状態と変わりはありませんので、多くの人は初回で簡単に催眠状態になることができます。最初にできなかったとしても、練習と経験を重ねるにつれて、だんだんとリラックスした状態になれるようになっていきます。統計では、15%くらいの人が、まったく催眠状態にならないといわれています。催眠療法以外でも、従来のサイコセラピーやその他の技法で、記憶を呼び起こすことができます。

わたし自身、最初に前世療法を受けるにあたって、前世が見れるかどうかとても不安でした。もしも、初回で、まったく前世が見れなかった場合、もう一度トライできる制度を設けています。

Q. 過去世を見るのに、セラピストとのセッションを受けなければいけないのでしょうか?

必ずしもセラピストの誘導がなければいけないということはありません。前世療法のCDや瞑想をすることによって、前世を思い出すこともできます。セラピストに誘導してもらうメリットは、自分のペースで体験できるので、より具体的に、特定の場所と時代、自分の気持ちなどを感じられることです。

ブライアン・ワイス博士はいくつか前世療法のCDを出していますので、それを聞きながら体験することも可能です。日本語版もあります。アマゾンで入手可能です。お近くの図書館で借りられるかもしれません。

Q.どうやって、自分の「内面」へ入っていけますか?

わたしたちの意識は通常外に向かっています。危険を察したり、やるべきことを考えたり、他人に配慮したり。「内面」に向かうということは、意識を外から内に向けるということです。

自身の内面を見つめるには、日々瞑想を実践することをお勧めします。毎日数分から始めて、慣れてきたら少しずつ長くするのもいいと思います。次第に、自分の悩みに対する答えや気づきを感じるようになるでしょう。瞑想で、自身の内面に触れ、こころを磨く作業は、一生の作業です。忍耐強く、持続してやりましょう。

Q.催眠療法のCDやオーディオを聞いてみましたが、何も見れませんでした。

大丈夫です。人によっては、CDを聞いて、退行経験を人もいれば、見れるようになるまでに、もっと実践が必要な人もいます。ブライアン・ワイス博士は、毎日瞑想を実践して、三ヶ月目で初めて過去世の体験ができたそうです。わたしは、CDを聞きながら瞑想を実践して、最初の1年ほどは、ほとんど毎回が爆睡でした()

Q. CDを使うと寝てしまいます。どうしたらいいですか?

実践する時間帯を変えてみるのもいいかもしれません。例えば、もっと目覚めている時間帯(朝や昼間など)にやってみる。もしも、普段横になって寝ながらオーディオを聞いているなら、椅子に座るなどして、寝ないような姿勢でトライするのもいいと思います。

Q. なぜ人は生まれ変わるのですか?

生まれ変わりを信じるかどうかは、人それぞれです。あると思うならば、人が生まれ変わる理由は、学ぶべき人生のレッスンがあるからではないでしょうか。ターミナルケアで有名なエリザベス・キューブラー・ロスは、「ライフレッスン」という本で、さまざまなレッスンについて書いています。ほんものの自己、愛、人間関係、恐れ、怒り、遊びなど。

エリザベスは、こう言っています。「人生のレッスンとは、みずからの卑小性にはたらきかけ、否定性をとりのぞいて、自己のなかにも他者のなかにもある最良のものをみいだす作業にかかわるものだ。人生の暴風雨にも似たそのレッスンは、わたしたちを本来のわたしたちに立ちかえらせてくれる。わたしたちはたがいに癒しあい、また自己を癒すために地上に生まれてきた。それは身体症状の回復という意味での癒しではなく。はるかに深いレベルでの癒し、精神の、そしてたましいの癒しである。」(p. 8)