ストレス・不安・怖れ・怒りなどの嫌な感情

自己分析だけじゃ解決できない

心をどれだけ分析したり

理論的に理解しようとしても

根本的な解決につながらない

場合があります。

こういう場合に、何が起こってるかというと

「頭で考える」ことで

「心で感じる」ことを避けてるんですね。

「心で感じる」というのは、

ありのままの感情を受け入れる、認める、ってこと。

頭では一生懸命考えて、

一生懸命、向き合ってるので

「避けてる」なんて

全然、思わない場合がほとんどです。

これは、ディフェンスメカニズムの1つ

「理性化」「合理化」といって

頭で納得させることで

辛い気持ちに何とか折り合いをつけて

心で「ありありと」感じることを避けてるんです。

解決したことにするんです。

みーんなやります。(わたしも含めて!)

ちなみに

ディフェンスメカニズム自体は

悪い行動ではないです。

辛い気持ちから、自分を守っているから。

意図は良心から出てるんだけど

その辛い気持ちを持ってる

より深い奥底の自分としては

心のどこかで腑に落ちない感が

ずーっと残るんです。

わたしのオンライン講座をやって

自分の心を受け入れていなかったことに

気づいた、受講者の体験をシェアしますね。

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自分で言うのもなんですが、

私はこの嫌なほど

とことん考える性格のおかげ?で、

自己分析や自分の感情を理解すること自体は

わりと得意な方だと思います。

普段から、行き詰まったら

ノートに気持ちを書き出して

なんでこう感じたのか?

何が嫌だったのか?など

整理したりしています。

ですが、今回のオンライン講座で気付いたのは、

自分の感情や

その奥にある気持ち・原因を理解していても、

それをそのまま受け入れてあげるということが

圧倒的にできていませんでした。

自分がほっとする言葉を

自分自身にかけてあげるなんて言うのも、

全く新しい発想でした。

だからこれまで、

小さなことは自己分析して解決できても、

自分の感情を認めてあげてないから

その分析している過程も

どこか苦しかったり、

その苦しい分析に

とんでもない時間をかけて

引きこもって考え込んだり、

消化したと思っていた感情も

積み重なって爆発してしまうことが

あったんだなぁと思います。

人間関係の中で

嫌だなぁ〜って言うことがあっても、

「こんなこと思ってはいけない」

「今までたくさんお世話になったんだから」

「私のことを思って言ってくれたんだろうから感謝しなきゃ」

「受け入れられないのは、私の心が弱いからだ」

「私がもっと強くならなきゃいけないんだ」と、

たとえ親しい友人には口では

「こんなこと言われて嫌だった」と言っても、

心ではずっと自分を責めていました。

頭では理解して消化したつもりでも、

心が受け入れていなかったから、

無意識のうちに蓄積されて

しまったんだと思います。

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そうなんですよね。

「頭」じゃなくて、「心」で受け入れられないと

結局、心の奥底では、

ずっと我慢している状態が続いています。

それを、意識の中では

「もう済んだことだ」と折り合いをつけようとするので

ものすごいストレスがかかっています。

本心を抑え込むと

心身ともに、おかしくなってきます。

でもね、、、、、

頭では受け入れなきゃって分かっていても

どうしてもできないんだよね。

辛すぎて、認められないんだよね。

認めたら、あまりにもみじめで・・・・

そう思う時もあるんです。

そういう時は、

認められない自分を

認めてあげればいいです。

すべては、今ここの自分から出発!