感情を良い悪いで判断しない

自分を大切にするためには
どんな状態が
「大切にしてる」ことになるのか、
ちゃんと理解する必要があります。

オンライン講座の最初に、
わたしの提唱する
本来の自分を生きる
セルフコンパッションの実践、
Rainbowの７ステップを
お伝えしています。

そのステップ２が
【ありのままの自分を受け入れる】
なんですね。

響きはいいですが
これが難しい！

あなたは、
「ありのままの自分（感情）を受け入れる」って、

具体的にどんなことだと思いますか？

わたしは、こう思います。

ありのままを受け入れる

イコール

感情を
⚫良い悪いと判断しない
⚫コントロールしない
⚫変えようとしない

ここ、ちょー大事！

嫌な感情が出てきた時

嫌だ➡変えたい、というのが
普通の反応です。

でも、

変えたい = 今のありのままを受け入れてない

そういうことですよね。

自分の中に
追い出そうとしてる部分があると、
苦しくなってくるんです。

ありのままの自分を
受け入れるというのは、
湧き上がった感情を
そのままにしておく。
ただ、共にいる。

今日は、私の講座の受講者から、
「感情をそのままにしておいたら
いろんなことが見えてきた」体験を
シェアしますね。

私の友人なので
言葉が友達風なのは
ご了承ください〜。

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最近、デイサービスで働いててね、
（看護婦をしてる）
すごく嫌なことがあったの。

火曜日に来るおばちゃんがさ、
一人すーっごく態度が悪いっていうか、
血圧も体温も測らせてくれないし、
人の顔見て嫌な顔するし、
触れたくないわって感じを
あから様に出す人がいたの。

最初は
私が何か悪いことしたかなって、
思ったり、

利用者さんに
嫌いなんて思ったらいけない、
なんとか仲良くなろうとか
努力してたんだけど、

だんだん疲れてきて、
最後はもういいうや面倒くさいって
無関心でいるようになってさ。

だけどその時、
そのままの感情を
ジャッジ（良し悪し差別しない）
しないでいたら
あることに気がついたんだ。

私は皆と仲良くしたい、
皆に好かれたいって思ってるって。

だから、あからさまに
嫌いだって言う態度取られて、
ショックだったり
みじめに気持ちになったり、
頭がカーっとなったりしてさ。

ほかの１９人の人とうまくいっても、
たった１人うまくいかないだけで
人間こんな感情に
なるもんだなと思った。

だから心の中で何度も何度も、
私頑張ってる、
私偉いぞって褒めてあげて、
何度も何度も、
ずうーっと繰り返したよ。

私はこのままでいいんだよ、
頑張ってるよって、悲しいねって
自分の気持ちにも寄り添ってあげて。

そしたら、
不思議と次第に
怒りや悲しい気持ちが
消えていったんだよ。

相手に何も言ってないのに。

そして次にあったときは
話はしなかったけど
なんか優しく包み込んであげたい
気持ちになっててね。
不思議だったな。

そしてまた逆に
あんな態度をとってもいいんだなって、
あの人みたいに
嫌いなことは嫌いって、
はっきりして
生きていけるんだなって思ったらさ、

私はかなり我慢して
生きてきたんだと思ったよ。

日本人特有なんだろうね。
周りに合わせたり、
意見を言わなかったり、
思ったこと口にしなかったり。
それが美とされる文化だから。

嫌な人いても
あからさまに態度には出さないし、
仕事上では
うまくやっていかないといけないし。

でもこれが現実なんだって思えた。
私のことを好いてくれる人もいるけど、
嫌いな人もいるってこと。
それを認めようと思った。
無理に頑張って
好かれようとしなくてもいいんだって
思えた。

オンライン講座の
第１回目で感じたことは、
ありのままの感情を
ジャッジしないで
そのままにしておくと、
いろんなことが見えてきて、
自分はどんな人間か
少し分かって楽しかったよ！
ありがとう！

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彼女の一歩前進、
とても嬉しいです！

がんばったね❤

英語のcompassionの意味は、
Being with
一緒にいる。

私達は苦しいとき
何とかしようと
解決策に走りたくなるけど、
それをしない。

ただ、ともにいる。

ここに、とっても深い愛情が
あるんだなぁと思います。

自分の心を良い悪いとジャッジせずに
受け入れると、
上の体験のように
表面の感情の下に渦巻く
より深い本音に
気づくことができます。

今日もありがとう。

あなたの幸せを、心から祈っています。

Seiko